후리가나로 읽는 일본 고전
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はなしかのきもの
噺家の着物
三遊亭 金馬
三遊亭 金馬의 噺家の着物(はなしかのきもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,355자 · 13화면
この羽織を引いても、すぐに高座を下りる人と、あとの咄の切れ場までゆかなければ下りられない人と、前座は心得ていなければならない。
今は、高座で羽織を脱ぐ人も少ないが、また、うまくこの羽織を引ける前座もいない。
後連がきたからといって何処で引いてもよいものではない。咄の模様、言葉の切れ目、咄の邪魔にならぬよう、音をさせず、引き摺らず、御客の気のつかぬように引くもので、始終高座に気を配り、油断なく、いわば踊の後見役と心得るべきである。
落ちがついても引けない羽織綱上おどるも七つ過ぎ
その頃の咄家にも、服装道楽という人があった。
鼻の円遊さんの内輪に、三好という人がいて、この人は、毎日羽織から帯、着物、煙草入れまで、十五日間変えてきた。目の窪んだ、まるで骸骨の根付けみたいな顔の人で、自分でも「北海道の差配人みたいな顔でだんだん目が後の方へ引っこんでゆくようです。しまいに、うしろへ目が出ましたら神楽坂へ引越します。うしろ目の神楽坂といって」と、つまらないことをいっていたが、これは、牛込の神楽坂という洒落である。花どきになると絽の無双といって、絽の袷を着ていたが、その頃の前座が、この羽織をたたむにも心配したものだ。