일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

トソンラン

土城廊

金 史良

金 史良의 土城廊(トソンラン)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,752자 · 52화면

아오조라 문고

路上の人々はにやにや笑いながらこんな異様な光景に目をやった。

元三はそれに先達一家を助けるということにも、人知れない悦びをもっていた。彼の身上、所謂恩に報いるということは彼には最も得意な所である。それで帰る時はいつも米を買い求めた。先達夫婦を感激させることが愉快でたまらないのだ。婦が言葉を尽して有難がる度に、爺は滅相もないとばかり両手を振った。「うふふ、何を云いなさるだね……」そして目を据えて宙を瞠める。「う、ただお互い様もたねえのでな。う、昔のように畑さ何町歩も持っていたらなあ……」それから舌をべろりと舐め、「全くこうなるちゅうこたあわっしゃ知んねえだったに……」

そしてへーと笑った。

だがそうこうする中に、先達夫婦の間には争いが絶間なく起って来た。先達は訳もなしに元三を憎み始めた。婦はそうなれば働き者の爺を引合いに出して、気力の弱って来た夫の気をいよいよ逆立てる。先達はますますいきり立って婦に悪たれをつき、さては忠良な元三さえ逆怨むようになった。だが奇妙なもので、丁度その頃から爺は自分の心が先達の婦へ傾きかけているのを朧げならが覚り出したのである。