후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちじょう
地上
島田 清次郎
島田 清次郎의 地上(ちじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 175,250자 · 350화면
彼は泣いている少年の頬を力まかせに擲りつけた。すると少年は泣くのをぴたりと止めた。
「う、う、やったな。仇討だ! 覚悟をしろ!」
「身の程知らずめ!」
「うう」
薄暗い戸口で格闘がはじまった。何といっても容太郎が強かった。彼は少年を捻じ伏せて後ろ手に帯で縛り上げてしまった。そしてお光に村の者を呼んで来いと言った。お光はそう言われてはっとした。彼女はその瞬間、彼女は少年が勝ってくれるようにと無意識に少年に同情していたことを知ったからであった。彼女は父にすまない気がした。しかし少年のために祈ったことも事実であった。彼女は村の人を呼びに行った。村の人が来ると容太郎は「こいつは気が狂れたらしい。家の裏手の灰小屋をあけて、あの中へ閉じ込めて下され」月光が白く村一面に降りそそいでいる夜であった。村の人達は少年の灰小屋の一つに押し込めてしまった。
「盗人! 村の血を吸いとる大盗人! うう、うう、村の衆の大馬鹿! うう、うう、己を縛りあげるとは、うう、大馬鹿! 大盗人! うう、今に見ろ! 今に見ろ!」
必死の唸きが春の夜を月に吠える病犬の叫びのようにいつまでも吠えてやまなかった。