후리가나로 읽는 일본 고전
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ちじょう
地上
島田 清次郎
島田 清次郎의 地上(ちじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 175,250자 · 350화면
それが槲の木の運命である。彼は夢からさめたような、未知の原野に立って広大な野面を望んだような雄大な向上感と発見感とを一身に体感していた。
「どう悪いのか。悪いことを自分は犯した覚えはない。己は学校においてそんなによくない生徒であろうか。己はそんなに勉強家と言われないかも知れないが、決して怠け者でない。己は先生方が軽率であったり下劣であったりする時にこそ内心軽蔑はしたものの、衷心自分達の師としての敬礼は失わなかった。己は和歌子を愛した。そうだ愛したのだ――恋したのだといっていい! しかし恋したことがどうして悪いのであろう。恋したことを打ち明ける、それは悪いことであろうか。己のあの手紙を体操の教師は艶書だと言って罵った。己は艶書だという教師の意味でならそうでないと言おう。しかし恋を打ち明ける手紙を指すなら厭な言葉だが己は神聖な艶書だと言おう。己は未だかつて和歌子の美と崇厳を愛し尊敬こそすれ、未だ彼女をけがそうなどと思ったことはない。己は常にあの和歌子の美しさにふさわしいように自分自身を偉大な人間としなくてはならないと励んでいる。己は深井をも愛している。