후리가나로 읽는 일본 고전
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ちじょう
地上
島田 清次郎
島田 清次郎의 地上(ちじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 175,250자 · 350화면
それはたとえようのない空虚感。
印度の征服の問題にそれが歴史の答案であることを忘却して無茶苦茶に英国人の辛辣を攻撃して三枚ものべつに書いて彼は教室を誰よりも先に出て来た。控室から彼は運動場に出た。北国の冬に珍しい澄明な青い空だった。運動場一面に張り凍った氷に冬の陽光は輝いている。彼は和歌子の手紙をポケットからとり出して熟視せずにいられなかった。するとある一つの輝きが彼の頭脳に閃き彼は全身的に叫んだのだ。
「えらくなるぞ!」彼には和歌子を憎む情は微塵も起きなかった。彼は和歌子の(長生きいたします、きっと)を繰り返し読んでいると泉のように懐かしさが湧いて来た。えらくなる、えらくなる、えらくなって愛する和歌子と交わらずに置くものか! 彼は運動場を駈け廻りたくなった。氷はつる/\滑るによかった。彼は運動場の光った平面を滑って歩いた。全身が汗ばんで、新しい生気が溢れて来た。
「大河君」深井が近寄って来た。
「深井君。来たまえ!」深井が微笑を浮かべてやって来た。
「これを見たまえ」深井が受け取って読むのを、平一郎も息をはずませて見戍っていた。
「和歌子さんは東京へ嫁に行ったのだ」