후리가나로 읽는 일본 고전
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ちちゅうま
地中魔
海野 十三
海野 十三의 地中魔(ちちゅうま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,599자 · 50화면
いよいよ、もう始る時刻だったな。それじゃ小僧にかまってなどいられない。さア地底機関車に全速力を懸けて飛ばすんだ」
ああ、地底機関車。地底機関車は、その扉の向うにあるんだ。
三吉はどこへ消えたのであろうか。
解けぬロープ
三吉は、危い瀬戸際で、子分の足許を鼠のように潜りぬけると、扉の向うへ入ってしまったのだった。まさか自分の足許を潜るものがあろうとは、子分先生も思わなかった。
三吉は見た! そこで彼は見たのである。噂には聞いたが、始めて見る地底機関車だった。
芋虫を小山ぐらいの大きさにした奇妙な姿の地底機関車だった。全体はピカピカと、銀色に輝いていた。車体の前半分は、鯨でも胴切りに出来そうな大きい鋭い刃が、ウネウネと波の形に植えつけられてあった。これがブーンと廻転を始めると、土は勿論、硬い岩石でも、鉄壁でも、コンクリートでも、まるで障子に穴をあけるのと同じように、スカスカ抉られてしまうのだった。なんという不気味な、いやらしい恰好の地底機関車だろう!
車体の後半分は、普通の汽車の運転台と大した変りはなかった。
「よいしょッ!」
と子分は飛びのって、運転手の席についた。