후리가나로 읽는 일본 고전
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ちていせんしゃのかいじん
地底戦車の怪人
海野 十三
海野 十三의 地底戦車の怪人(ちていせんしゃのかいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 55,000자 · 111화면
たたきつけるような氷の風だった。たちまち四五人が、つるつるとすべって、海へおちた。
無名突撃隊の部屋にも、いちはやく警報がつたわった。
おどろいたのは、隊員だった。
「氷山と衝突した。全員、甲板へ!」
氷山というのさえ、思いがけないのに、その氷山と衝突して、船は沈みかかっているのであった。
隊員たちは、さっきすこし寒くなったから、汽船は、ニューファウンドランド沖を、加奈陀の方へ北航しかかったのだろうぐらいに思っていたのであった。
「なんだ、もうベーリング海峡へ来ていたのか」
ベーリング海峡ではない。それと反対の方向の南極のそば近くへ来ていたのである。
無名突撃隊をひきいるカールトン中尉は、衝突のときに、はげしく頭部を鉄扉にぶっつけて、重傷を負っていた。だが、彼はさすがに軍人であった。すぐさまカーテンをさいて、たくましい鉢巻をすると、隊員たちに向って叫んだ。
「皆、おちつくんだ。ここは南極に程近いが、やがてリント少将が、救援隊をよこしてくれるだろう」
「えっ、南極?」
「そうだ、もういっても遅いが南極こそ、われわれ無名突撃隊の目的地だったんだ。われわれは、リント少将の指導下に入って、はじめて、行動の命令をうけるはずであったのだ。