일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうふ

坑夫

夏目 漱石

夏目 漱石의 坑夫(こうふ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,690자 · 283화면

아오조라 문고

それでは失礼に当る。

とにかく引き返して目倉縞の傍まで行くと、どてらはさも馴れ馴れしい声で

「若い衆さん」

と云いながら、大きな顎を心持襟の中へ引きながら自分の額のあたりを見詰めている。自分は好加減なところで、茶色の足を二本立てたまま、

「何か用ですか」

と叮嚀に聞いた。これが平生ならこんなどてらから若い衆さんなんて云われて快よく返辞をする自分じゃない。返辞をするにしてもうんとか何だとかで済したろうと思う。ところがこの時に限って、人相のよくないどてらと自分とは全く同等の人間のような気持がした。別に利害の関係からしてわざと腰を低く出たんじゃ、けっしてない。するとどてらの方でも自分を同程度の人間と見做したような語気で、

「御前さん、働く了簡はないかね」

と云った。自分は今が今まで暗い所へ行くよりほかに用のない身と覚悟していたんだから、藪から棒に働く了簡はないかねと聞かれた時には、何と答えて善いか、さっぱり訳が分らずに、空脛を突っ張ったまま、馬鹿見たような口を開けて、ぼんやり相手を眺めていた。

「御前さん、働く了簡はないかね。どうせ働かなくっちゃならないんだろう」

とどてらがまた問い返した。