후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しおをのせたふね
塩を載せた船
小川 未明
小川 未明의 塩を載せた船(しおをのせたふね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,881자 · 12화면
おまえは、それを守らなければならない。」
父親は、子供に向かってこういいました。若者は、遠く沖の方を赤く色づけて、日の暮れかかる海の上を見ながら、父親のいったことを思い出していたのであります。
「俺の夢は、ほんとうのことなのか? それなら、俺は、あの哀れな少年と、娘と、あの哀れな子供を失った母親とを助けてやらなければならない。」
ある日、沖に不思議な、見なれない船が泊まっていました。若者は、すぐにその船を見つけて、
「どこからきたのだろう。あの船はなにかおもしろい夢を乗せてやってきた、魔の船ではないかしらん。」と思いました。
すると、昼ごろ、年とった白髪の脊の低い船長が陸に上がってきて、このあたりをぶらぶらと散歩していました。
若者は、船長がそばを通りかかったときに、呼び止めました。
「あの船はどこからきました? いろいろな夢を乗せてくるといううわさの船ではありませんか。」と、若者はたずねました。すると、船長は、大きな口を開けて笑いました。
「お伽噺に、そんな話があるが、あの船は、そんなものじゃない。毎年のように、この港へ昔からやってくる船なのじゃ。」
「昔から?」