후리가나로 읽는 일본 고전
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 塩原多助一代記(しおばらたすけいちだいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,733자 · 274화면
宜うがんす、前橋へ参りますには何う参って宜しゅうございやしょう」
男「前橋へ往くなア此処を構わずずうッと真直ぐ往って、突当って左へ曲って又突当ると、向うに橋が見える、それを渡れば直きだ」
多「はい、有難うごぜえます、お先へ参りやす」
と礼を云って往きにかゝりますと、
男「これ/\待て、手前は沼田の下新田の多助だなア」
多「ハア何方でがんすか」
と云いますと彼の男は、
男「多助久し振りで逢ったなア」
と云いながら被って居た笠を取ったが、多助は心付かず、只見ますと昨年鹽原の家へ強談に来た道連の小平に、今一人は繼立の仁助という旅稼ぎの悪者二人ですから、多助は恟りしますと、
小「好い所で逢った」
多「御免なすって下せい」
小「去年手前の所へごたつきに往って失錯ったので、お母も口惜しがって居るから、手前がおえいと墓参りに往った帰り道でおえいを攫おうと思ったら、侍が邪魔に入って到頭それも遣り損って口惜しくって堪らねえ、さア手前は前橋へ買物に往くのなら、三百石の田地持の大尽だから些たア金も持ってるだろう、身ぐるみ脱いで置いて往け」
多「はい、買物に往くんじゃがんしねえ、おえいも心得違えをしやんして、私も家に居られねえで、母親に追出され、六百の銭を路銀にして江戸へ往って奉公する