후리가나로 읽는 일본 고전
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はか
墓
宮本 百合子
宮本 百合子의 墓(はか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,972자 · 10화면
小一郎は、厭な顔でちょっと叔父を見たぎり黙っていた。
「――何をやるかね、専門に」
「……」
小一郎の若々しい、純粋な反感を感じ、祐之助は苦笑を洩した。
「――君も父さん似で、ちっと変ってるな」
夜になって、十六の尚子が母親をぐんぐん納戸のところへ引っぱって行った。
「何ですよ」
「市叔父さん、永くいるの」
「なぜ?」
「だって――あの叔父さん私嫌いだわ――」
尚子は、泣き膨れた眼で凝(じ)っと母親を睨むように見上げた。
「――皆いやがってるわ――父さまだって――」
といいかけ、精神感動の鎮まっていない尚子はわっと泣き出して母にきつくかじりついた。
「何だねえ――そんなこといったってお前――」
幾枝は、膝をかがめるようにし、尚子の腕ごしに眼頭の涙を拭きながら、当惑した気持になった。尚子がいうより先に、彼女は、市原の周囲にやや不調和な存在を気にしていたのだ。さりとて、北海道の官吏に嫁している妹をのぞけばただ一人のともかく頼りになる弟である彼をどう出来よう。幾枝は、俄に死んだ良人の心をうけつぎ代表する子供等という感じに打たれながら尚子をたしなめた。
「いそがしい中を親切から来て下すったのにかれこれいう人がありますか!」