후리가나로 읽는 일본 고전
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なつのそうれつ
夏の葬列
山川 方夫
山川 方夫의 夏の葬列(なつのそうれつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,161자 · 122화면
てはいないことに、はじめてある不安と疑問とが萌してきたのだった。おそらく、それはぼくが、残留組の病人たちと同様、無内容なくりかえしにしか生きてはいず、そしてそのくりかえしが、すでにぼくに無内容としか思えなくなったことの証拠であり、自覚だった。
でも、だからといって学校に通わないわけにはいかなかった。なんのよろこびも、生甲斐もないまま、ぼくには、すでにはっきりと無意味だとわかったその日常をくりかえすことのほかに、できることがなかった。休むにせよ、止めるにせよ、ぼくには天現寺への往復に替えうる生活の目安がなかったのだ。新しい生甲斐のある生活をつくることに、ぼくは懶惰であり、不信であり、自分の体力を考え、絶望してもいたのだ。だから、ぼくは依然として時計の振子のように正確な同じ毎週だけをくりかえした。他の生き方の手がかりを想像することもできぬ自分を、ぼくはその他に処理する方法を知らなかった。まさに他の同僚たちと選ぶところのない、陰湿なカビのようなその一員でしかない自分に気づいた。
ぼくは、残留組の病人たちから、あらゆる意味で自分を隔離しようと思い立った。