후리가나로 읽는 일본 고전
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やしゃがいけ
夜叉ヶ池
泉 鏡花
泉 鏡花의 夜叉ヶ池(やしゃがいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,689자 · 56화면
さて、言い兼ねましたが打開けて恥を申そう。(と頸をすくめて、頭を撫で)……近頃、此方衆の前ながら、館、剣ヶ峰千蛇ヶ池へ――熊に乗って、黒髪を洗いに来た山女の年増がござった。裸身の色の白さに、つい、とろとろとなって、面目なや、ぬらり、くらりと鰭を滑らかいてまつわりましたが、フトお目触りとなって、われら若君、もっての外の御機嫌じゃ。――処をこの度の文づかい、泥に潜った閉門中、ただおおせつけの嬉しさに、うかうかと出て参ったが、心付けば、早や鰭の下がくすぽったい。(とまた震う。)
蟹五郎 かッ、かッ、かッ、(と笑い)御坊、おまめです。あやかりたい。
鯰入 笑われますか、情ない。生命とまでは無うても、鰭、尾を放て、髯を抜け、とほどには、おふみに遊ばされたに相違はござるまい。……これは一期じゃ、何としょう。(と寂しく泣く。)
鯉、蟹、これを見て囁き、頷く。
鯉七 いや、御坊、無い事とも言われませぬ。昔も近江街道を通る馬士が、橋の上に立った見も知らぬ婦から、十里前の一里塚の松の下の婦へ、と手紙を一通ことづかりし事あり。途中気懸りになって、密とその封じ目を切って見たれば、==妹御へ、一、この馬士の腸一組参らせ候==としたためられた――何も知らずに渡そうものなら、腹を割かるる処であったの。