후리가나로 읽는 일본 고전
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よあけまえ
夜明け前
島崎 藤村
島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,467자 · 47화면
この年若なフランス人は自国の方のカアナバルの祭りのころの仮装行列でも思い出したように、老幼の差別なくもみ合いながら通り過ぎる人々の声を潮のように聞いていた。
そのうちに、新政府の参与兼外国事務取調掛りなる東久世通禧をはじめ、随行員寺島陶蔵、伊藤俊介、同じく中島作太郎なぞの面々がその応接室にはいって来た。当日は、ちょうど新帝が御元服で、大赦の詔も下るという日を迎えていたので、新政府の使臣、およびその随行員として来た人たちは、いずれも改まった顔つきをしていた。初対面のこととて、まず各自の姓名職掌の紹介がある。六か国の代表者の目は一様にその日の正使にそそいだ。通禧は烏帽子に狩衣を着け、剣を帯び、紫の組掛緒という公卿の扮装であったが、そのそばには伊藤俊介が羽織袴でついていて、いろいろと公使らの間を周旋した。俊介は先年井上聞多と共に英国へ渡ったこともあるからで。武士らしい髷を捨てて早くもヨーロッパ風を採り入れているような散髪のものは、正使随行員の中でもこの人一人だけであった。そこにあるものは何もかもまだ新世帯の感じだ。建築物からして和洋折衷だ。万事手回りかねる際とて、椅子も粗末なものを並べて間に合わせてある。