일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むゆうびょうしゃのし

夢遊病者の死

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 夢遊病者の死(むゆうびょうしゃのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,121자 · 22화면

아오조라 문고

警官達が彦太郎の逃亡に気付いたのは、彼が半里も逃げ延びている時分であった。署長は、もう追っかけても駄目だと悟ると、猶予なく伯爵家の電話を借りて、その旨を本署に伝え、彦太郎逮捕の手配を命じた。そうして置いて、彼等は猶も現場の調査を続け、旁々検事の来着を待つことにしたのである。

無論彼等は彦太郎が下手人だと信じた。現場に残された唯一の手掛りである桐の下駄が、彦太郎の家の縁側から発見されたこと、その下駄の主と見做すべき彦太郎が逃亡したこと、この二つの動かし難い事実が彼の有罪を証拠立てていた。

ただ、彦太郎が何故に真実の父親を殺害したか、そして又、下手人である彼が、なぜ警官が出張するまで逃亡を躊躇していたかという二点が、疑問として残されていたけれど、それもいずれ彼を逮捕して見れば分ることなのである。ところが、そうして事件が一段落をつげたかと見えた時に、実に意外なことが起った。

「その人を殺したのは、私です。私です」

伯爵邸の方から一人の真蒼な顔をした男が、署長の所へ走って来て、いきなりこんなことを云い出したのである。その男はまるで熱病患者の様に、「私です私です」