후리가나로 읽는 일본 고전
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だいうちゅうえんせいたい
大宇宙遠征隊
海野 十三
海野 十三의 大宇宙遠征隊(だいうちゅうえんせいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 53,967자 · 109화면
第五斥候隊は、救援隊が到着する前に全滅してしまったのかも知れない。その上、風間、木曾の二少年を発見した第四斥候隊も、たった今出発した救援隊の到着するまで、うまく相手を防いでいるかどうか疑問である。何しろ相手は、得体の知れない火星人なのだ。
「困ったことになったぞ……」
辻中佐は、この馴れない月世界の上で奮闘している部下のことを、しきりに心配していた。が、この時第四斥候隊の方には、辻艇長が心配していた以上のことが起こっていたのだった。
それは、間もなく第四斥候隊報告として、この司令室の無電機に飛込んで来た。受信している無電員が、先ずびっくり仰天するような報告だった。
“第四斥候隊報告。わが隊は、目下月世界を離れて飛びつつあり……”
「えッ」
無電を受けている無電員が、思わず「えッ」といってしまった。これはなにかの間違いではないか、と思った。しかし、たしかに第四斥候隊からは、そう無電がはいって来るのだ。
無電員のびっくりした声に、幕僚と艇長とが「どうかしたのか……」というようにのぞきに来た。そして、無電員の肩越しに一生懸命に鉛筆をはしらせている受信器の上の文句を読んで、艇長と幕僚も又、おやっというように顔を見合わせてしまったのだった。