후리가나로 읽는 일본 고전
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おおとりものせんにんつぼ
大捕物仙人壺
国枝 史郎
国枝 史郎의 大捕物仙人壺(おおとりものせんにんつぼ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 47,606자 · 97화면
それに一緒に住んで見れば、柔弱の伊太郎も鼻に付いた。
「万事万端拵え物のようで、活気というものがありゃアしない」彼女はこんなように思うのであった。
「お金持とか上流とか、そういった人達の生活方が、みんながみんなこうだとすれば、ちっともうらやましいものではない」
とはいえ以前の生活へ帰って行きたいとは思わなかった。それは「泥棒の生活」であり又「動物の生活」だからであった。
「何か妾にぴったりと合った有意味の暮らし方はないものかしら」
彼女はそれを目付けるようになった。
伊丹屋の主人伊右衛門が或日女房にこう云った「お錦、近来変わってきたね。なんだかおちつかなくなったじゃないか」
「そう云えば本当にそうですね」女房のお琴も眉を顰め「いったいどうしたって云うんでしょう」
「それにお錦は左の腕を、いつも繃帯しているが、どうも私は気になってならない」
「ほんとにあれは変ですね」
「お前からそれとなく訊いて見るがいい」
――それで、或日それとなくお琴はお錦へ訊ねて見た。
「お前傷でもしたんじゃないの?」
「いいえ、そうじゃございません」お錦はそっと着物の上から左の二の腕を抑えたが、