후리가나로 읽는 일본 고전
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たいくうまかん
大空魔艦
海野 十三
海野 十三의 大空魔艦(たいくうまかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,098자 · 63화면
大きな砲門もひらいた。
空にぱっとうすずみいろの煙が、ハンカチの包みをほおりだしたようにあらわれる。
こっちの空魔艦からうっているのである。
ダダダダン、ダダダダン。
向うの飛行機からも、機関銃が火のような弾丸をぶっぱなす。ときどきこつんと音のするのは、機体に敵の弾丸があたった音にちがいない。
フワーッと、敵機は空魔艦のまわりであざやかな宙がえりをうって逃げる。
そこをつづいて、ダダダダンとうつ。
おそろしい空中の戦闘だった。なぜこんなことが始まったのであろうか。
えらいチンセイ
まるで大象を、燕の群がおいまわすような恰好だ。――空魔艦と、敵の戦闘機との空中戦は。
空魔艦もいらいらしてきたらしい。
うちだす砲声も銃声も、いよいよさかんになり、そのはげしい砲火のため、耳もきこえなくなりそうだ。
どどどーン。
ダダダダダン。
そのうちに、敵の戦闘機の一機に、こっちの弾があたったらしく、つばさがぶるっとふるえると、たちまち黒煙をあげて、きりもみになって落ちていった。
「みごとに撃墜だ」
げきつい――という言葉はよくきくが、そのげきついを見るのはこれがはじめての丁坊だった。