후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,722자 · 286화면
駒井甚三郎は、江川、高島の諸流を究め、更に西洋の最新の知識を加えて、その道では権威者の随一でしたが、以前は幕府というものが後ろにあって、研究にも、実際にも、非常に便宜を与えられていましたが、今はそうはゆきません。
工場といっても、ささやかなものではありますが、その道の鍛冶をつれて来たり、自身が素人を教育したりして、ともかく、十七間の船に備えるほどの大砲を修理する設備が整うているのであります。
「これはカノーネルの一種で、関口の大砲製造所で作らせたうちの一つを持って来て、修理を加えているのですが、海軍砲としては最小のもので、万一の際、これが一つ有ったからとて、大した力にはなるまいが、それでもないにはまさると思って工夫を加えています。近々出来上り次第、試射をやってみるつもりですから、田山さん、あなたもぜひ、それまで逗留して見て行って下さい……それから、あの船を動かす機関ですが、これは、やっぱり石川島造船所へ伝手があって払下げてもらった品に、自分相当の工夫を加えているのです。そうですね、大砲の方は近々……船の一切が整うは多分来年の四月頃になりましょう。