후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면
よって、白雲はまた一層の熱心を以て、例の初歩の語学書と首っ引――「華英通語」によって紙をパーペルと知り、絵をピキチュールと知り、絵相師をポールトレート・ペーヌタル、筆がペンシル、顔がフェース、頭がヘッド、足がフットと覚えて行った程度では満足ができない。
しかるべき塾へ入門し、しかるべき師につくということは、この種類の人間にはなかなかおっくうなもの――
ところで白雲が、再び駒井甚三郎のもとへ行こうという気になりました。切支丹を描いて観音に納めるというような註文は本気では聞けないが、とにかく、相当なものを描いて置いて、房州へ押渡ろうという気を起しました。
二十一
田山白雲はお角のために、何を描いて与えようかと思案しました。
頼まれた題目の非常識は、もとより問題ではないが、それでも自分の良心が満足するほどのものを描いて与えなければならぬという義務を感じました。この場合、その題目と出来ばえが、頼んだ人の気に入ろうと入るまいと、自分の力で相応と認めるものをさえ描いて残して置けば、主人の帰りを待つまでもなく、例によって白雲悠々の旅へ飛立つには何のさわりもないことだ。