일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면

아오조라 문고

仏頂寺とても、悪くこだわっているわけではない。今後を戒めて老人に花を持たせ、さっさと舞台を引上げて帰ることになって、道庵のとりなしぶりはとにかく鮮かな結果です。

そこで、見物も存外おだやかな解決を喜ぶ者もあれば、不足に感ずるものもあり、舞台の方では、それぞれ持場について、こうなっては明日からの興行はできない、今晩のうちにも、無事にこの土地を立退くのがりこうだという考えになり……今日の入れかけは別に半札を出せという見物もなく、ともかく、これで幕を引こうというところへ、よせばいいのに楽屋の奥から、周章者が息せき切って飛び出して来て、舞台の真中に突立つや、顔の色を変えて、帰りかける見物の方に向い、

「百姓!」

と大きな声で怒鳴りましたから、見物はまた何事が起ったのかと足を停めました。

この周章者は、多分、よそから戻って楽屋へやって来たばかりのところでしょう。そうでなければ、今までの経緯をよく知っていて、こんなところへ事壊しに飛び出すはずはないのだが、どうしたものか、せっかく納まった空気の中へ、

「百姓!」

といって、大きな石を投げ込みました。

いったん戻りに向った群集がその声で驚かされて、立ち止って、舞台の方を見ると、一人の気障な男が顔色を変えて、