후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,962자 · 145화면
で井上清虎に就いて剣を学びはじめたのが、そもそもあの男の剣術の振出しだというようなことを言ったから、兵馬はそれに好奇を感じ、一つにはその鉄太郎の修行の名残りをたずねよう心構えをしていたのです。
十三
先年、飛騨の郡代として来任した小野朝右衛門高福の次男に鉄太郎というものがあって、それが後に山岡姓をついで、当時江戸の講武所で名うての剣道者となっている。
この飛騨高山が、その人の発祥地とはなつかしいようだ。左様の人物を育てたくらいの所だから、今も相当にその道の達人がいるかも知れない。第一その鉄太郎が、最初に師として学んだという井上清虎という人は、今もこの地にいるかどうか、必ずや、相当の達人に相違あるまい。健在でおられたら、ぜひとも見参して行きたい。
兵馬は件の高札場のところから、この市中のしかるべき武術家の門に向って、まずその辺をたしかめてみようと足を進めました。
しかるべき武術家といったところで、誰と目星をつけて来たわけではない。右の小野鉄太郎と、井上清虎の名をふりかざしてたずねてみたが、要領ある返事をしてくれるものは極めて稀れです。