일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,467자 · 168화면

아오조라 문고

それにしても目的地は石巻に限っているから、船に進行力のある限りは、石巻到着は時間の問題である――先着した時は、多少気長に待っていてもらいさえすればよろしい――その打合せはおたがいによく届いていましたから、船が港に見えなくても、七兵衛は心配するということなく、相馬領から鉄を買い出しに来た商人のようなふりをして、石巻の港のとある宿屋に宿を取りました。

そうして当座の仕事というものは、毎日毎日海を眺めることです。海を眺めて目指す船の影が見えるか見えないかという当りをつけることが毎日の日課ではありますけれども、この日課は、仕事としては実に単調過ぎたものであります。

そこで七兵衛は、副業としての、この近辺の名所古蹟を見物して歩くということが、本業のようになってしまいました。

名所古蹟を見るつもりならば、この辺は決してその材料に貧しいところではありません。その頭と興味とを以て臨みさえすれば、数カ月この辺に滞在したからと言って、さのみ退屈するところではないのです。

早い話が、この石巻の港にしてからが、奥の細道を旅した芭蕉翁が、この港に迷い込んだことがあるのであります。