후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
面目が崩れ、爛れ、流れて、蛆の湧いている顔面がお銀様は好きなのでした。大谷刑部少輔の顔面としてではなく、自分の顔面としての醜悪は、無上の美なりとして憧れていたのですが、その時の髑髏は米友によって洗われ、弁信によって火の供養を受けて、立派に成仏しているはずですから、またもここへ迷うて出て、父の伊太夫を悩まさねばならぬ筋合いは全くないのであります。
四十五
果して、伊太夫の見た夢は、お銀様の見た夢ではありませんでした。衣冠束帯に変装した床上の髑髏が、いつの間にか、またもとの一塊の白骨となって、床上に安んじているのを見ると、夢は夢でありながら、伊太夫もなんだか、ばかにされたような気になって、これはそもそも、この三藐院が曲者だなと思いました。
三藐院の掛物が最初から頭にあるので、それで、つい衣冠束帯のお化けが出て来たのだ。いったい、この座敷へ通されてから、これは三藐院だなと認識はしたが、その三藐院が何を書いていたのだか、そのことには、あんまり注意しなかったのです。しかし、今となって、こいつ、なかなか曲者だと考えたものですから、ひとつ読んでみてやれという気になりました。