일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

「お気の毒ですねえ、あなたも焼きが廻りましたね、犬に邪魔されるようになっては」

「いや、上方の犬はまた格別だ」

「なに、格別なことがあるものですか、同じ畜類ですもの、犬がいけないのじゃない、あなたが衰えたのですよ」

「そうかなあ」

「でも、考えてごらんなさい、あなた、甲府の城下でも、江戸の真中ででも、いつ、いかなる場合に於ても、犬に吠えられたことのないというのが、あなたの御自慢ではなかったのですか」

「そう言えばそうだ」

「ところが、この長浜へ来ては、ああして昨晩も、また今晩も、犬につけつ廻しつされていらっしゃる」

と、二人の深夜の問答は、専ら犬のことで持切りなのであります。

「そう言われれば、いよいよそうだ、拙者は今日まで、夜な夜な独り歩きをしても、決して犬に吠えられなかった、犬に吠えられないのみか、時としては犬から慕い寄られたことさえある、それが、この長浜というところへ来てみると、最初の晩から犬の災難だ、それが癖になって、犬がついて廻るようだ、今晩もまたこの一念が出ると、不思議に近いところで犬が吠える――この一念が納まると、犬もまた吠え止む――こうして犬に吠えられたり、送られたり、とうとう獲物にはぐれて、ここまで犬に送りつけられてしまった」