후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
そこで、いよいよ図にのった、この白徒が、「まっぴら、ごめんくださいまし」と、色代するような手つきをして、膝行頓首、通り過ぎて行く。その形がまた、いよいよたまらない芝居気たっぷりでもある。
こいつが、お銀様の父伊太夫を関ヶ原で狙った、がんりきの百というやくざ野郎であることは申すまでもありません。
根が、このがんりきというやくざ野郎は、こういう色男気取りに出来ている。たちばな屋とか、よこばな屋とかの切られ与三といったような芝居気が身についている男なのです。だから、これを街道筋の馬子上りや、場末の長脇差くずれと見られては、当人納まらないだろうと思われる。
そこで、こいつがこんなふうのしなをしながら、女王の眼前を突切って、次の間を隔てる襖の前へ来ると、また御念入りにかしこまって、携えた売り物の一腰を敷居際へ置いて、例の白々しいせりふを並べ出しました、
「どうぞ、なにぶん御贔屓にお買上げを願いたいもんで……しがねえ三下奴のために、路用のお恵みが願いたいんでげして。さいぜんもお聞及びでございましょうが、彫りと言い、こしらえと言い、要所要所はいちいち金むくでございまして、いぶしがかけてあるんでございます、それに中身が備前盛光一尺七寸四分という極附きでございます、出所はたしか過ぎるほど確かな物でございまして、どなたがお