후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
こんなことを考えているところへ、扉をコツコツと叩いて、一人の小坊主が、お盆を目八分に捧げて突然入って来たものですから、柳田平治も多少驚きました。
平治が多少驚いたのに頓着せず、右の小坊主は、ちょっと頭を下げて、それからお盆を恭しく平治の前の畳の上に置き、そうしてまた恭しく平治に一礼して、無言で入って来て、無言で出て行ってしまいました。
平治として、百物語の一ツ目小僧にお茶を運ばれたような思いがしないではありません。
変な小坊主だ、坊主頭に、ちょっぴりと毛を置いて、着ている服は紅髯のとは様子が違うし、目玉、髪の毛も青くはないが、やっぱり我朝のものではない。変な奴ばかり集まっている船だ。
もちろんこれは、舟の乗組の一人、聾にして唖、イエスキリストを信ずること深き支那少年金椎であったことを、柳田平治はまだ知りませんでした。
百四十七
その時分、青梅の裏宿の七兵衛は、例の怪足力で出羽奥州の広っ原のまんなかを、真一文字に歩いていたのです。
旅に慣れきった七兵衛も、これは広い荒野原だと、呆れずにはいられません。
同時に、これもやむを得ない、自分は今、名にし負う奥州の安達ヶ原の真中を歩かせられているのだ。