일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

東西南北のいずれを問わず、ともかく何かひっかかりのある地点へ出てみたいものだと歩いているのです。ところが、やっぱり原は呆れ返るほど広い。

「安達ヶ原は広いなア――」

と七兵衛が、今更の如くにまた呆れた時分に、日は野末に落ちかかりました。

百四十八

常の七兵衛ならば、足に於て自信があるように、旅に於ても、その用意のほどに抜かりはありませんでした。

たとえば、この行程幾日、もし間違って横へ走っても何日――その間の地理学上、よし絶食しても幾日の間――そういうことの予算をちゃんと胸に畳んで走りもし、逃げもし、変通もしていたのですが、今回は、なにしろはじめての奥州路、その用意をするにも、しないにも、その機会と材料とを絶対に与えられない縄抜けの身となって、着のみ着のままで仙台領を脱走して来たのです。

燧道具と附木だけは、辛うじて船頭小屋からかっぱらって来たが、それ以外には何物もない。

常ならば懐中に少なくとも七ツ道具を忍ばせている。その七ツ道具は、多年の経験によって洗練研究しつくされている独特の七ツ道具で、それが商売物にもなれば、旅行用にもなる。