일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

こうして彼等は、相当の収穫を得て、東海道を上りがてらに、また要処要処の要害や、風土人情を察しつつ西上して来たことも、これまでの巻中に隠見するところであります。

そうして、ここへ来ると、二人が三人になっているのであります。南条、五十嵐のほかのもう一人は、やはり同じように髻をあげた壮士でありまして、才気風、おのずから凡ならざるものがあります。

思うにこの人物は、東の方から、南条と五十嵐との道づれになってここまで来たものではなく、むしろ、京白河の方面からこの叡山へ登って来て、多分、この辺で落合ったもの、それも偶然でなく、相当打合せがあって、ここを出会い場所とでも、あらかじめ定めて置いて、来り迎えたもののようであります。

この、京白河方面から、南条、五十嵐の両士を迎えて、ここで落合っているところの一人の壮士――それは無論、推定ですけれども――この壮士の風采は、今までには見かけなかったが、そうかといって、全然知らない面ではない。どこでか見たことのあるような男である。どうも見覚えのあるような面魂――そうだそうだ、土佐の坂本竜馬だ、あの男によく似ている、見れば見るほど坂本竜馬に似ている。