일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면

아오조라 문고

それを今日は、胆吹山という、れっきとした山岳に向って正真正銘のハイキングの一筋道を行くのだから、少なくともこの道中唯一の異例であります。

しかし、この先生のハイキングぶりを見ていると、甚だ心もとないものがある。第一、道中の際は、あのひょろ高い背で、肩であんまりすさまじくもない風を切り、反身になって、往還の士農工商どもを白眼に見ながら通って来たものですが、山登りにかけては、あんまり自信が無いと見えて、もうそろそろ、体が屈み、腰が歪み、息ぎれが目に見え出してくる。そこで、先生のハイキングぶりが甚だ怪しいもので、ハイキングというよりは「這いキング」とでもいった方がふさわしいかも知れぬ。現に、もう息を切って、杖を立て、足を休めてしまいました。

そうすると、右手の松柏の茂った森の中から、やさしい声が起りました、

「先生」

「何だい」

「ちょっと、こちらへおいでなすって下さい」

「何だね、どうしたんだね」

「ちょっと見て頂戴、まだ、よくわたしにはわかりませんから」

「そうか、では見てあげる」

路と林との中で、この問答が起りました。

森の中から先生と呼びかけたのは、しかるべき少女の声で、これに答えたのは、申すまでもなく杖をとどめた道庵先生であります。