일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면

아오조라 문고

ただ、眼もきらびやかな大和錦、それから紅白の緞子。一巻ずつそれを御丁寧に取揃えて、いよいよ恭しく三位の前に推し進めると、三位は座右から、あらかじめ備えられた一つの彩色図を出して、大久保に示し、

「玉松が作ってくれたこれが図面じゃ、よく引合わせ御覧になるがよろしい、寸法、式、模様、色合、誤りがあらば申し附けて訂正させるように」

そこで、大久保は大和錦を取り上げて、二三尺ずつ引きほごしては、下なる彩色の図面と見比べる。そこへ品川弥二郎が首を突き出して、大久保の調べのあとを追うて仔細に吟味をして見る。

不破氏は最初の姿勢で、ほとんど膝行頓首の体制のままですから、いま大久保が大和錦と引合わせている彩色の図面が何物だかわかりません。わかろうとすることが重大なる失礼ででもあるかのように、恐れ慎んで面を上げないのでありますが、品川弥二郎は甚だ無遠慮で、果ては彩色の絵図面を横手に持って、大久保の繰りひろげた大和錦を片手で引張って、押しつけるようにして較べて見るものですから、側面から見ると、その彩色の絵図面が何物であるかがよくわかるのであります。

つまり、それは錦の御旗を描いたもので、大和錦はこの御旗の地模様をつくり、ただ、図面と異なるのは、それに金銀の日月が打ってあるのと、ないのとの差であります。