후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,838자 · 204화면
白雲はそれを慰めかねていたが――
「よし、お松さんの実見したところによると、果して七兵衛おやじが捕まったのか、疑問を存する余地は充分ある。捕まったにしても、つかまらないにしても、その罪状というのが明瞭でないのだから、いずれ放免されるにきまっているが、世間には人違いでヒドイ目に逢う者もある、みすみす冤罪で陥れられるものもあるのだから――そう絶望するがものはない。ひとつ拙者が本当のところを突きとめてみて、いよいよ捕まったとなればかえってまた方法もある、駒井殿と相談して貰い下げることも容易いと思うから、そんなに気を落しなさるなよ」
白雲はこう言ってお松をなぐさめて、その翌日、塩釜から仙台へかけて、昨夜の捕物の顛末を聞きただし、さぐりを入れて歩いてみると、岩切というところで、一つの異聞をしっかりと聞きとめました。
ここの立場で――ほんのたった今、大変が起ったというので、火の見の下の茶屋で、土地の人が目の色を変えつつ、よってたかっているあたりの形勢の狼藉なのを見て、白雲はなんとなく胸を突くものがあるものですから、尋ねてみると、いよいよ聞き馴れない奥州語を、半ばは語勢で判じてみると、白雲が来たほとんど一刻前、ここで大活劇が行われた――というのは、松島から連れて来た重大な犯人が、ここで駕籠を破って逃げてしまったところだ