일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,838자 · 204화면

아오조라 문고

「絵図はあるかな、奥州一国の全図でもよし、この附近の郡村の地図でもよろしい、何でもいいから一つ貸してくれないか」

こう言って宿へ頼むと、

「うちには、いい絵図はござりませぬ――この間、お客様が置いてござった絵図が一枚ありましたはず、あれをごらんに入れましょうか」

「何でもいいから見せてくれ」

「持ってまいりましょう」

女の子が絵図を持って来た。それで見ると、仙台領の南の部分、松島から石巻、牡鹿半島の切絵図――あまり上手でない手つきで、棒を引いたり、書入れをしたりしてある。

「結構結構、少しの間、貸してくんな」

白雲は、その絵図を篤と見入りました。そうして、自分のこしらえて来た図面と参照して、多少の書入れをする。

そのうちに、絵図面の終りの方を見ると、同じ手筆で、

「清澄村 茂太郎所持」

と書いてある。

「おやおや、ここにも茂太郎がいたぜ、同じく清澄村の住人……」

田山白雲は、これを、先頃の笠島の道祖神の絵馬と思い合わせないわけにはゆきません。

思い合わせて見れば見るほど、あれと同じ人間の手になるのです。

そこで、また女中を呼んで、いったい、この絵図を置いて行ったお客様てのは、どんなお客様であったか――え、え、それは、これこれ斯様な人でござりまして、毎日毎日のように出てお歩きになりました。