후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
まさか大八車を御本丸へ引き込んで置いて、盗み出すわけにもいきますまいしねえ」
「そうか――四十八貫の金では、かなり大したものだな」
「積ってごろうじませ、千枚分銅と申しますのは、こいつが一箇で大判が千枚取れるというんでございます、今の値段にしたらどのくらいになりますか、かりに大判一枚を十両としますと、十枚の百両、百枚の千両、千枚の一万両、それを十層倍に見ますと十万両、そんな値段もございますまいが、一匁を五両と致しますと、四十八貫目では二十四万両、そいつを数知れずこしらえて、秀頼様のために残して置いたんですから太閤様でなければ、やれない仕事でございますな。権現様も、大阪に集まる浪人衆には怖れなかったが、この黄金の力を怖れたそうでございます。そいつが権現様の手に入ってから、後世、だんだんにつぶされてしまったのは、どうも時勢やむを得ないこととは存じますが、惜しいものでございます。どうか、一つだけは現物のままで永久に残して置きたいとこう思い込んだものですから、実は七兵衛とても欲にからんだというばっかりではなく、そう申し上げてはなんだが、当時惰弱の公方様に任せておいては、多分、その一つさえ元も子も無くなってしまやしないかと、こう思いますから、そいつを一つ、ちょろまかして、世間が鎮まるまでどこぞ深い山奥へでも隠して置い