후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠16
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면
第一、あの時に不破の関の関守氏の紹介によって、お銀様が西美濃の地に、かなり広大な地所を購入し、岡崎久次郎の助けを求めず、西田天香の指導を仰がずに、ここへお銀様独流の我儘な、自由な、圧制者と被圧制者のない、搾取者と被搾取者のない、しかしながら、統制と自給とのある新しき王国を作ろうとして、そのことをトントン拍子に進行せしめたのは、前に言う通りであるが、その土地というのは、あの時の話であってみると、足利尊氏以来の名家、西美濃の水野家の土地を譲り受けるということであったが、ここへ来て見ると、これは見る通り胆吹山の南麓より山腹へかけて――北近江の地になっています――その間に、どういう変化があったのか、或いは実地踏査の結果、西美濃の地が何か計画に不足を感じているところへ、偶然この北近江の地の話があって、急に模様変えになったのか、その辺の事情はまだわからないが、しかし、北近江といっても、ここは西美濃と地つづきの地形だから、変化融通がきいて、現実の示す通り、彼女はここに王国の礎を置くことになったものらしい。
この界隈すなわち――京極の故城址上平寺を中心にして、左に藤川、右は例の弥高から姉川にかけての小高い地点、土地の人が称して「お城跡」