후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
「かわいそうに、あの子供は跛足だね」とせっかく同情を寄せた町のおかみさんたちまでが、笠の下からその面を見た時には呆れてしまって、
「おやおや、あれは子供じゃなかったんですね」
と言いました。
笠を被ったなりで見れば子供に違いないけれど、笠の下からその面を見れば、子供ではないのです。
「なんだか河童みたような、気味の悪い」
これは子供でもなし、また河童でもなし、宇治山田の米友でありました。
通るところの人々から同情されたり侮蔑されたりしながら、米友は伊勢の国から、ともかくもここまで、その一本足で歩いて来たものであります。一本の足が折れて使えなくなったけれども、米友の敏捷な性質は変ることはなく、かえって他の一本の足の精力が、他の一本へ集まって来たかと思われるほどで、撞木杖を上手に使ってピョンピョン飛んで歩くと、普通の人の足並には負けないくらいの早さで歩いて行かれるようであります。
「帯屋七郎左衛門、なんだか御大層な家だ、俺らの泊る家じゃねえや」
米友は今夜泊るべき宿屋を探しているものと見えます。
「鍋屋三郎兵衛、こいつも俺らの歯には合わねえ」
大きな宿屋の看板を見てはいちいち排斥して歩いて行く。