후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
お豊は事実、清姫の帯を見た――聞いてみれば怖ろしいことである。どうやらその怖ろしいものを見たのは、自分一人だけであるらしい。
お豊が今ここへやって来たのは、その修験者に向って、自分の見たところを逐一白状するつもりであることに疑いはないのです。
修験者のいる所は本社の右手の高い森の中で、そこまではまだ八町ほどある、そこへ行くまでに大師堂を左にと下れば御禊の滝があるのであります。
大した滝ではありません。幅が五寸に高さが二丈もあるか、それが岩の間から落ちて一泓の池となり、池のほとりには弁財天の小さな祠があって、そのわきの細いところから、こっそりと逃げて水は日高川へ落ちる。この池を御禊の池といって、椎の木が二本、門柱でもあるかのように前に立って、それに注連が張り渡してありました。護摩壇へ懺悔に行くものは、きっとここの滝へ来て、まず水垢離をとるのが習わしでありました。
それでお豊は、すぐに修験者のいる護摩壇へは行かないで、その大師堂を左にと御禊の滝まで来かかったわけでありましょう。
月もあるにはある、夜も更けたわけではない。それでも、このところ、この道は決して気味のよいものではありませんでした――草叢でガサと音がする、木の間でバサと音がする。