후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
兵馬は、それを知らないで、ただ無茶な乱暴男もあればあるものと思っています。
この火事は人家の方へ出なかったけれども、それより悪いことは、山へうつってしまったことです。人家の火事は消しようがあるが、山の火事は消しようがない――室町屋の裏手へつづく杉林に、それが燃えついたからたまりませんでした。
目通り何尺、高さ何丈という大木に火のついたほど始末に困るものはありません。登るには登れず、水をかけようにも下からは届かず。
それを防ぐには、伐り倒すばかりであります、と言って、それほどの大木を苧殻を切るようなわけにはゆきません。
いよいよ杉山に火がうつった時、各字の者は手を束ねて、せめて、人家へ焼け出さないように用心するよりほかはありませんでした。
人が手を束ねて見ていれば、火はいい気になって延びる、この山を焼き抜いてあの山へと、遠慮なく延びる。
それでも竜王社の方面は消防に力をつくしたために火の手が鎮まったが、これはかえって一方に火勢を追い込んだようなもので、山の手に向う火の手は更に一層の勢いを加えることになりました。木がなくなるところまで焼け抜いておのずから止まるか、そうでなければ、天の池が乾くほどな大雷雨でも来らぬ限りはこの山火事が続きそうだ。