후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠3
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면
しかしながら米友には、あの小屋へ行けないわけがある。見世物小屋の掟で、あんなことをしてブチ壊しをやった芸人は、見世物師の背後についている破落戸が寄ってたかって手酷い制裁を加えて追い出すのであったが、米友のは全く無邪気でやった失策であり、且つ槍の名人ときているから、荒っぽいことをせずに単に追放だけで済みました。それを今ノソノソとあの小屋の附近へ近寄ろうものなら、どんな目に遭うか知れない。両国広小路は米友にとって鬼門であるけれど、今はその危険を冒しても米友はそこへ行かねばならなくなりました。
「おじさん、どこへ行くの」
「うむ、俺らは広小路まで行って来る」
と言って米友は、急に跛足を引きずってこの家を出かけました。
「こんにちは」
もう開場三日前、小屋の内外の装飾で忙しいところへ米友はやって来ました。
木戸番は怪訝な面をして米友の面を見ていると、米友は、
「軽業の娘たちはみんな甲州から帰ったのかね、一人残らず帰って来たのかね」
「はい、みんな帰りましたよ」
「では君ちゃんも帰ったんだろう。君ちゃんが帰ったなら、ちょっとここまで面を出してもらいてえ」
「お前さんはどなたでございます」