후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠3
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면
「生え揃うまで頭巾でも被っていたらいいでしょう」
「鶴川の雲助の野郎が、こんなにしやがった、ほんとに憎らしい野郎共だ」
米友は口の中でブツブツ言って、自分の頭をこんなにした雲助どもを呪います。
米友は、お絹とお松とがいる次の部屋へ陣取り、お絹お松の部屋と中庭を隔てたところがすなわち駒井能登守の部屋であります。
お絹は取敢えず御都合を伺った上で、能登守のところへお礼を申し上げに行ってきました。
能登守は快くお絹と対談して女連の道中を慰めたりなどしました。駒井の許を辞して帰ってからお絹の胸には、駒井能登守を対照としての一つの心持が浮びました。
甲府へ行けばこの人は、自分の元の主人の神尾主膳の上へ立つ人だと思いました。同じ旗本でありながら、一方は支配する人、一方は支配される人とお絹は思いました。
そうして、自分よりも年が若いし、神尾よりもまた若い駒井能登守の幅が利くのかと思うと憎らしくなりました。なんとかしてやりたいという気になりました。
お絹の思うには、けっきょく男は脆いものであるということでした。まだ三十前後の能登守、たとえ相当の学問や才気があったところで知れたものである。