일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠3

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면

아오조라 문고

「そんなものに流行られてはたまらねえ」

と小林は額を押えました。

「甲府へはまだ流行って来ねえけれども、江戸でも天誅というやつが流行り出してるのだ。天誅というのは、金持やなんかで太えことをした奴を踏んごんで行って斬っちまって、その首を曝したりなんかするんだ、なかには前以て高札を立てて脅しといて斬る奴なんぞもあるんだ。なんでも薩摩の奴がいけねえんだそうだ、薩摩っぽうが天誅をやりやがるんだ。ナーニ、名前は天誅でその実は泥棒をする奴があるんだ、だから天誅じゃねえ、泥誅なんだ。俺らが本所に留守番を頼まれていた時分に、その泥誅を脅してやったのはいい心持だった」

米友の気焔は、少しく小林の注意を呼び起したらしく、

「俺も久しいこと江戸へ行って見ねえが、江戸の市中もそんなに物騒なのかい」

「そうさ」

米友はここで江戸通になることに、相応の誇りを感じたものらしく、

「江戸へ行って見ねえ、つまり徳川の政が末なんだね」

「なるほど」

「何しろ公方様のお膝元で天誅や辻斬がやたらにあって、それをお前、役人が滅多に手出しができねえんだからな。それでまた片一方には貧窮組というのがあるんだ」