후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠6
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠6(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,112자 · 362화면
それより以前に一つ、そちに対して申しわけのないことがある、と言うのは、あの清吉じゃ、あれは房州まで拙者と一緒に行ってくれたが、ここへ来る前の時に、行方知れずになってしまったわい」
「エエ、清の野郎が行方知れずになりましたか、あいつは人間が少し愚図ですからな」
「人間は朴直であって、腕は、お前の秘蔵弟子だけに見所のある男であったが、不意に行方知れずになった、手を尽して捜索したが、どうもわからぬ、あの辺の海は危険な海であるから、ことによると、波に捲き込まれたのかも知れぬ、いずれ帰った上で、また篤と捜索をせにゃならぬが、それについて、そちに頼みたいのは、そちの弟子のうちで、もう一人、あれに似たようなものを世話してくれまいか。いや一人より二人がよろしい、そちの見立てでしかるべきものを二人ほど連れて房州へ帰りたいものじゃ」
「よろしうございます、たしかにおひきうけ申しました」
寅吉は、甚三郎の頼みを快く承知する。
「では、きまり次第に、その者をこの家まで向けてもらいたい、この家の主人は、もと拙者の家来筋の者じゃ、不在でもわかるようにしておく」
「畏まりました、二三日中には必ず連れて参りまする。