후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠6
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠6(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,112자 · 362화면
それでこの数日間、得意の炯眼を光らして見ると、つきとめたのが本所の相生町の老女の家です。南条や五十嵐がこの家に出入りしていること、時としてそこを住居として逗留していることを知るのは、山崎の手腕ではたいした難事ではありませんでした。
それで、あらまし老女の家の内外の形勢の予備知識を得ておいてから、その内状を発きにかかるべく、いかなる手段を取ろうかと考えたが、これは拙なことをするよりは、いきなり南条にぶっつかって、その度胆を抜いてやるのが面白かろうと、結局、こうして今日、押しかけてみたわけです。押しかけてみると南条以外に珍らしい獲物がありました。しかしながら、南条も宇津木も、それはまだ末で、例の巨根はそこから蔓を張っている薩州屋敷にある。将軍不在に乗じて、江戸を騒がすことの根源はそこにある、ということのみきわめが大事であります。
山崎はそれを考えながら、両国の見世物小屋のある方へと知らず知らず足を引かれて来ました。
ところが、そのなかのひときわ大きな見世物小屋に「江戸の花 女軽業」の看板が掛っています。その看板の文字を山崎が眺めていると、筆蹟に見覚えがある。