일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おおさかをあるく

大阪を歩く

直木 三十五

直木 三十五의 大阪を歩く(おおさかをあるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,964자 · 65화면

아오조라 문고

梅田と木津川

私は、いつも、大阪へくる時、飛行機にしている。汽車のように退屈しないからである(退屈ということが、何んなに、金儲けにならぬことかは、大阪人が、一番よく知っているだろう。だから、旅客飛行機の乗客で、搭乗回数のレコードホルダーは、大阪の電気器具屋の八木氏? それから、もう一人大阪人があって、次に、私である。尤も、大阪から一人、妓の為に、飛行機で通ってくるという噂があるから、もし、この二人が、そうだとしたなら、それは――いよいよ尊敬してもいい。だが、退屈によく似たもので、疎懶というものの有るのは、大阪町人には判るまい。これは、恐らく、大阪のどっかの隅にあるべき筈で、私が、大阪へ戻ってきたなら、きっとそうなるにきまっている。だが金儲けとは反対であるから大阪人はきっと、彼奴変ってまんなで片付けるにちがい無い)。

そして飛行機は木津川尻へ着くが、ここから大正橋までは退屈でもあるし、腹も立つし大阪軽蔑心も湧き出してくる。実になったあらへん所である。文化は道路に沿って起り舗装道路の上に立つというが(誰が云ったのか知らないがこういう言葉があったように思う。