후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おおさかをあるく
大阪を歩く
直木 三十五
直木 三十五의 大阪を歩く(おおさかをあるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,964자 · 65화면
只怪しからんのは、阪神という阪急と共に梅田の東西に蟠居している大資本家である。巨額の積立金を持っていながら、電車は、プラットホームさえ有ればいい、というような態度である。阪神のあの建物は、いかなる建築の様式にもない、バラック的建築物にすぎない(尤も、重役は、こういう攻撃に答えて、いずれ梅田駅の移転が出来上ってから、曾根崎署よりも阪急よりも立派な物を造りまっせ、というだろう。そして、いつまで経っても造らないのが、重役だ。世界中で、凡そ日本の重役位、狡くて図々しい奴はない。何を一番先に軽蔑していいかと、僕の恋人が聞いたら、重役と、僕は答えるだろう)。
僕が、市長なら、電車の市内乗入と交換条件にして、大軌ビル程度の物を建てろ、と、要求するだろう。だが、まあいい。芸術に対しての軽蔑は、僕等が彼等を軽蔑することよりも、一般的なのだから、大阪人士のみの悪弊では無い。
東、吉原両飛行家には、銀盃を下賜されるが、菊池寛の戯曲が、イギリスの一流作家より優れていても、木盃さえもらえないのが、日本だ。時々何かいい種はないかと、外国の通俗物を読むが、日本の作家の方が、ずっとうまい。