후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いきにんぎょう
天狗笑い
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 天狗笑い(いきにんぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,400자 · 44화면
強い賢い王様の話
むかし印度のある国に、一人の王子がありました。国王からは大事に育てられ、国民からは慕われて、ゆくゆくは立派な王様になられるに違いないと、皆から望みをかけられていました。
ところが、この王子に一つの癖がありました。それは、むやみに高い所へあがるということでした。庭で遊んでいると、大きな庭石の上に登って喜んでいますし、室の中にいると、机や卓子の上に座りこんでいます。そういう癖がひどくなると、しまいには、後庭の大きな木によじ登ったり、城壁の上に登ったりするようになりました。国王や家来たちは心配しまして、もし高いところから落ちて怪我でもされるとたいへんだというので、いろいろいってきかせましたが、王子は平気でした。ある時なんかは、城の中に飼ってある象の背中に乗って、裏門から町へでて行こうとまでしました。その象がまた、平素はごく荒っぽいのに、その時ばかりは、王子を背にのせたまま、おとなしくのそりのそりと歩いているのではありませんか。
国王はひどく心配しまして、なにか面白い遊びごとをすすめて、王子の気を散らさせるにかぎると思いました。それで、多くの学者たちが集って、いろんな面白い遊びごとを考えだしては王子に勧めました。