후리가나로 읽는 일본 고전
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だいきょしほうでん
太虚司法伝
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 太虚司法伝(だいきょしほうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,847자 · 16화면
大異はどうすることもできなかった。大王は笑って言った。
「それが苦しければ代えてやってもいい、石をいて汁をこしらえるか、それとも一尺の体になるか」
大異は自分独りで立っていられないよりも、一尺の体の方がいいと思った。
「どうか、一尺の体にしてくださいますように」
「よし、一尺の体になりたいのか、皆、その人間を一尺の体にしてやれ」
大異の体はまた石床の上へ引擦り倒されて、縮めるように頭と足を捺されたり、また麪をこしらえるように按まれたりした。骨が折れて肉が破れるような痛みに包まれていた大異は、いつの間にか自分の体が小さな蟹のようになっているのに気が注いた。
「彭※怪」
「彭※怪」
皆が手を拍って笑った。大異は苦痛に耐えられないで体を悶掻き悶掻きその辺を這った。
そこに年取った怪物がいた。怪物は掌を拍って笑って言った。
「お前さんは、平生鬼怪を信じないのに、何故にこんな体になったのだ」
老鬼はその後で皆に向って言った。
「この人間は無礼な奴だが、これくらい辱しめたなら充分だろう、赦してやろうじゃないか」
老鬼はそこで両手を延べて大異をつかまえて起した。起すと同時に大異の体は故の体になった。