후리가나로 읽는 일본 고전
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ふしぎなとおめがね
奇妙な遠眼鏡
香倶土 三鳥
香倶土 三鳥의 奇妙な遠眼鏡(ふしぎなとおめがね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,759자 · 14화면
ある所にアア、サア、リイという三人の兄弟がありました。
その中で三番目のリイは一番温柔しい児でしたが、ちいさい時に眼の病気をして、片っ方の眼がつぶっていましたので、二人の兄さんはメッカチメッカチとイジメてばかりおりました。
リイは外へ遊びに行っても、ほかの子供にやっぱしメッカチメッカチと笑われますので、いつもひとりポッチであそんでいましたが、感心なことに、どんなに笑われてもちっとも憤ったことがありませんでした。
ある時、三人の兄弟はお父さんとお母さんに連れられて、山一つ向うの町のお祭りを見に行きましたが、その時お父さんが、
「今日は三人に一つずつオモチャを買ってやるから、何でもいいものを云ってみろ」
と云われました。
アアは、
「何でも狙えばきっとあたる鉄砲がいい」
と云いました。サアは、
「何でも切れる刀が欲しい」
と云いました。又リイは、
「どこでも見える遠眼鏡が欲しい」
と云いました。
これを聞いたお父さんとお母さんはお笑いになって、
「お前達の云うものはみんな六ヶしくてダメだ。それにアアのもサアのも、鉄砲だの刀だの、あぶないものばかりだ。そんなものを欲しがるものじゃない。