후리가나로 읽는 일본 고전
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じょせい
女婿
佐々木 邦
佐々木 邦의 女婿(じょせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,954자 · 43화면
甘栗
「あなた、今日は少し御相談があってお母さんがお見えになったんですよ」
と妙子さんが紹介した。
「実は宅の家作が一軒急に明いたのでございます。清之介さんも御存知じゃなくて? 宅から停留場へ出る道で、赤いポストの側の門構えでございます」
と母親は直ぐに喋り出した。
「こゝよりも余っ程大きくて日当りが好いんですよ。肺炎の後は一体なら転地する方が安心ですけれど、然うも参りませんから、ねえ、あなた、越しましょうよ」
と妙子さんも口を添えた。
「はゝあ、私達が引越すんでございますか?」
と清之介君は初めて意味が分った。
「まあ、他人ごとのように仰有って。オホヽヽヽ。お母さん、私達お家賃は払いませんよ」
「いゝえ、敷金まで入れて貰いますよ。オホヽヽヽ」
と母子が面白そうに笑って、もう転宅が定ってしまったのである。
甘栗
清之介君が支配人の令嬢妙子さんを貰ったのである。会社の同僚の語を借りて言えば、拝領したのである。拝領にせよ、頂戴にせよ、兎に角清之介君が貰ったので、支配人が令嬢の妙子さんの配偶に清之介君を貰ったのではない。
この辺の関係を最初から内外へ表白する為めに、結婚式は清之介君の手狭な借家で挙げられた。