일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おんなきしゃのやくわり

女記者の役割

野村 胡堂

野村 胡堂의 女記者の役割(おんなきしゃのやくわり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,039자 · 32화면

아오조라 문고

六

異様な心持で、帰って行く子爵の後ろ姿を見送り乍ら、花房一郎は爪を噛みます。

「事件は非常に六つかしい、最初からやり直しだ」

「園田氏の娘というのが、此事件に何んか関係があるのかえ」

「あるかも知れないが、無いかも知れない。兎に角二た晩ばかり此事務所を空っぽにして、相手の出ようを見よう。俺の手にはもう切札は無い」

花房一郎は深沈たる顔を伏せて、底の知れない冥想に落ちて行きます。

六

その翌々日。花房一郎から千種十次郎へ、勝ち誇ったような電話が掛って来ました。

「千種君か、私は花房。――書類は到頭金庫へ帰ったよ、元の通りそっくり其儘だ。園田氏は大喜びだが、事件はこれからが本筋だ。若し手が空いて居るなら、大急ぎで外交研究会へ来てくれないか、待って居るよ。面白いことがあるんだ、素的に――左様なら」

言い度い放題の事を言うと、電話はプツリと切れてしまいます。

大急ぎで出かけて行くと、先夜クロロホルムで麻酔させられた書記の小柴が、もうすっかり元気になって、会長室へ千種を案内してくれます。会長室の前へ行くと、

「これで安心とは何うして言えないのです」

闥を通して、廊下まで筒抜けの園田氏の声。